テキストサイズ

ありったけの「ありがとう」を君に

第4章 〜少しずつ変わる日常〜

あっという間にチャイムが鳴り
理叶君は二秒ほど私を見つめて
少し悲しそうに微笑み、手を振って教室へ帰っていった。


気のせいかな。何か悲しそうな顔してた。


そして午前の授業が終わり私の楽しみにしていた
昼休み!


「葵ー!今日本当に申し訳ないんだけど
理叶君とお昼ご飯食べてもいい?

「だめ。絶対に。」

え、そっか。急だもんね.....

ストーリーメニュー

TOPTOPへ