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ありったけの「ありがとう」を君に

第5章 〜知らなかった本当の過去〜

そして、授業が終わり非常階段へ行くと
理叶君が先に着いていた。

「ごめん!待った??」

「大丈夫。俺もさっき来たばっかやで!」

理叶君はいつも完璧。しっかりしてるし
優しいし、無邪気で、吸い込まれそうになる。

そして

階段を上っている時に
うっすらと理叶君の香水の匂いが
風に乗って顔にかかるときは

いい匂いすぎて
同じ香水が欲しくなる。

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