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ありったけの「ありがとう」を君に

第8章 〜過去には戻れない〜

私は理叶君のさり気ない優しさに
ずっと恩返しがしたくて
今がその時だと思った。


「今はもう一人じゃないよ。
どんな時も私が理叶君の傘になるから。」


私は笑顔を見せて少し恥ずかしがりながら
理叶君に伝えた。


すると理叶君が私をぎゅーって抱きしめてきた。
急すぎてびっくりして戸惑っていると
私の耳元で理叶君が話しかけた。

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