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ありったけの「ありがとう」を君に

第1章 〜その日私は君を知る〜

え、えぇ!?恥ずかしい。消えたい。
絶対今天然って思われてるじゃん。

それより、何かお礼しないと.....


「あ、自己紹介遅れたけど
俺の名前は長谷川理叶。よろしくな!」

え、長谷川って.....もしかして。

梨流と葵は目を合わした。

「私の名前は、」

「.....あ、やばっ

ごめん!俺もー行くわ!」

すると理叶は予定を思い出し、慌てて
帰っていった。

あー、行っちゃった.....


この時、私は君の事をもっと知りたくなった。
この気持ちが何かもわからない。
ただ、経験したことのない不思議な気持ちに包まれていた。

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