テキストサイズ

遠くて近い

第25章 行方

そして高3になった

同じ電車に乗ったけれど

その時にはあの心配した彼女の面影はなかった

見たところ抵抗はしているものの少し慣れているっぽいし、よく見ると悦んでいるようにも見えなくはない

助けたとして
そういうプレイでした。
とかそんなんだったら嫌だわ

俺は高2の時と変わらず眺めるだけだった

ただ変わったのは助けようと思えばいつでも助けられるように近くにはいた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ