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わたしの執事さまっ!

第7章 教師棟

-圭side-

「うそ…」

そう聞こえて目を覚ますと、奏様が慌てて出て行った。



奏様…
申し訳ございません…



もちろん分かっていた。

自分がどこから戻ってきたのか、奏様も察してしまったのだろう。

条件つき採用…。

あと少し。

どうか…どうか。



ただ私は祈るだけしかできずにいた。

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