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わたしの執事さまっ!

第7章 教師棟


…圭からかすかにするローズの香り。

「うそ…」

思わずその場で声に出してしまった。

圭が慌てて目を覚ます。

「奏様?!」



バタンッ



私は急いで圭の部屋の戸を閉めると、ベッドに潜り込んだ。

…やだ。やだやだやだ。

なんで?ローズの香りなの…

消えようとしていた心の中のざわつきが蘇る。



やよい先生…

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