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わたしの執事さまっ!

第8章 圭の想い

父親に連れてこられたパーティー会場。



私は自分の将来を決めかねていた。
なんとなく父親の会社を継ぐような、まわりの雰囲気に呑まれながら。

今日も父親が挨拶がてらと私を呼んだ。

何でも父親任せ。
親の敷くレールの上をひたすら走る。



“高崎コーポレーション創立記念パーティー”



そう…



そこにいたんだ。



高崎社長の愛娘。

高崎奏…

私は一目惚れをしたのだった。

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