
わたしの執事さまっ!
第2章 専属執事
キョロキョロと部屋を見渡していると、入ってきた扉の他に、少し小さな戸が二つ。
「東堂さん…あっちは?」
「浴室と、私の部屋でございます。」
「ええええええええ?!」
「そんなに驚かれなくても。」
「だって、東堂さんもここに…住むってこと?!」
「はい。お嬢様のお世話役、兼私生活教育係ですからね」
…知らなかった。
いくら専属執事でも、一緒に生活するの?!
今まで、長年お世話してくれた爺やメイドさん達も室内に常駐していたわけではない。
私は戸惑いが隠せなかった。
「東堂さん…あっちは?」
「浴室と、私の部屋でございます。」
「ええええええええ?!」
「そんなに驚かれなくても。」
「だって、東堂さんもここに…住むってこと?!」
「はい。お嬢様のお世話役、兼私生活教育係ですからね」
…知らなかった。
いくら専属執事でも、一緒に生活するの?!
今まで、長年お世話してくれた爺やメイドさん達も室内に常駐していたわけではない。
私は戸惑いが隠せなかった。
