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わたしの執事さまっ!

第3章 私生活教育係


カチャリ。

「お嬢様、紅茶のご用意ができましたよ」

これからの生活に戸惑いが隠せず、何をするわけでもなかった私に東堂さんが声をかけてくれた。

「あの…東堂さん」

「はい?」

笑顔でこちらを向く東堂さん。

か、かっこいい…。
また見惚れてしまう。

「あ、あのっ、私生活教育係って何するんですか?」

「お嬢様の私生活を全てお伝えするのですよ」

「全て…?」

「そう、全て。」

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