テキストサイズ

日進月歩

第1章 01

大「翔ちゃんが選んだわりに
  なんか雰囲気イイとこだね~」
櫻「さっきから智くん一言多いよ笑」
大「そう?笑」

楽しそうに前を歩く2人。

俺と相葉さんはその2人の後ろを無言で付いていく。

店員さんに通された個室は和室だった。
入って適当に席につく。
リーダーは誕生日席に。
翔さんと相葉さんがお互い向かいに座って残される俺。

翔さんの方に行こうとしたら

相「ニノはこっち」

自分の隣の座布団をトントンと叩く相葉さん。

俺は仕方なく座る。

俺だけなんだろうな。
こんなにドキドキしながら座ってるのは。

櫻「なんにしますか?」

メニューを見ながら翔さんが聞く。

相「生飲みたいところだけど運転手だから烏龍茶。笑」
大「俺は…とりあえず生。笑」
櫻「俺も生かな~。ニノは?」
二「…じゃあ生。」
櫻「烏龍茶1つと生3つね」

翔さんが注文機械に注文を入れていく。

櫻「食べ物はどうします~?笑」

やたらハイテンションな翔さん。

櫻「俺、焼き鳥食いたいな。」
大「俺も俺も。笑」
相「俺は枝豆がほしいー!!!」

静かに3人の様子を見守る。

相「ニノは?」

と言って勢い良く振り返る相葉さん。

ニ「…………………。」
相「…………………。」

櫻「くくっ…くっくっ……笑」
大「おぉー。。。。」

現在俺と相葉さんの距離間。

約0cm。

お互いの鼻が当たっている。

二「な、ななななにしてんですか!!!!!」
相「ご、ごめん!!!まさかそんな近くにいるとは
  思ってなかった……。」

お互い顔を背ける。
変な沈黙が流れた。

それを翔さんが破く。

櫻「ハッハッハッお前ら最高!!!!笑」
大「やばいね笑
  いいよ!2人ともいいよ!!!!笑」

体温がまた上昇し始めた。

するとふすまが開いて

店員「失礼します!お飲み物お持ちいたしました~」

いいところに来てくれた!!!!

俺は店員を心の中で褒めた。

櫻「はい、どうも~」

俺の前に置かれる生ビール。

櫻「では、大野さん!!!
  一発お願いします!!!」
大「えーっと。とりあえず、今日もお疲れさーん!
  カンパーイ!!!!」

カンッとジョッキを当てて一気に飲む。

二「…………はーーーーっ!!!!」
櫻「二…ニノそんなに一気に飲んで大丈夫?」
二「大丈夫ですよ…。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ