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日進月歩

第1章 01

【相葉side】
2時間後

松「お待たせーって……笑」

打ち合わせを終えてきた松潤がその光景に固まっている。

櫻「二宮くんは松本くんが来る前に
  酔い潰れました。笑」
大「今まで見たことがないぐらいのスピードで
  飲んでたよ?」
松「マジかよ…そりゃ酔い潰れるわ。笑」
相「まぁ予定通りだけどね笑」

そう予定通り。
全てが上手く行っている。

松「なーにニヤニヤしてんだよ!笑
  ニノが自分の膝枕で寝てるからって!」
相「だって可愛いんだもん笑」
櫻「なにはともあれ作戦成功ってとこだな笑」 
相「ご協力ありがとうございます。」
松「あとはお持ち帰りして告白するだけ。か笑」
相「うん!あ、でもせっかくだし松潤とも呑みたい笑
  あとちょっとだけ笑」
櫻「烏龍茶のくせに~笑」
松「大丈夫。俺も烏龍茶。笑」


大「しょーちゃーん。ねむーい。」
櫻「え、あ、ダメダメダメ!!!!!」
相「あーあ笑」
松「起きないなこれは。」
櫻「はぁ…笑」

本当にいい仲間を持ったと思う。

今度こそは…。
今度こそはニノを俺のものにする。



松「完全に酔い潰れたな。この2人。笑」

リーダーとニノはもう完全に夢の中。

相「ほんとに笑」
櫻「松潤、智くん家まで送ってやってよ笑」
松「はいはい笑
  でも翔さんはどうすんの?
  送って行こうか?」
櫻「ぜひお願いします笑」

よっと言いながらリーダーを担ごうとする翔ちゃん。
でも足がフラフラしていてだいぶ危ない。

松「翔さんもだいぶ酔ってんな~笑
  ほら。」

松潤が二人を支える。

松「んじゃ、相葉ちゃん!
  健闘を祈る!!!!」
相「う、うん!!!ありがとう!!!!」

松潤が二人を抱えて出て行って残される俺たち。

相「ちょっとドキドキしてきたな…。」

ニノの頭を撫でて呟く。

相「あれ……?」

ふと、思った。

相「どうやって車まで連れて行ったらいいの!?」
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