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君が関わる用事でして…

第4章 風邪と一緒にやってきた。

足元がふらついたけど、アトが支えてくれた。

「大丈夫?」

なんでこんな時に優しいのよ?

そのままお姫様抱っこされた私は

恥ずかしさのあまり足をばたつかせるが、

弱った体ですぐ力尽きてしまった。

「無理した罰。」

そう言われてベッドまで運ばれた。

5分くらいたっただろうか

アトがおかゆを持ってきてくれた。

「はい、あ〜ん。」

「自分で食べれます。」

「ちぇ、」

なに!?食べさせたかったの!?

お姫様抱っこまでさせられて、

あ〜んまでさせられるわけにはいかない。

なんなんだよこいつは

まったくわけがわからない。
パクリ

「美味しい。」

すごく美味しい。

料理までできるって、まじで何者なんだよ

「うめーだろ、俺様特製だからな」

美味しいし、なんかむかつく。

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