
美男高校地球防衛部LOVE! BL
第2章 鳴子×蔵王
立は硫黄が熱が高いと聞き、お粥や薬を持ち硫黄の家へ向かっていた。硫黄は一人暮らしだから余計心配になる。
家に着きインターフォンを鳴らすと、はい。という少しだるそうな硫黄の声が聞こえてきた。
「硫黄、平気!?」
「…りゅ、う?」
少しして鍵が開いた。
「お見舞いですか?…ありがとうございま、す…」
「ふらふらしてるじゃん!熱何度なの?」
「…お昼位には、38度7分でした」
立は慌てて靴を脱ぎ硫黄を支えベッドに誘導する。
「もう寝てていいよ。硫黄なんか食べた?」
「いえ…支度もふらついて、できなくて…」
「お粥食べられそう?その前に熱計ろう」
体温計を借りて熱を計ると、39度5分と上がっていた。
「とりあえず寝た方がいいよ。タオル借りるから」
寝っ転がった硫黄に布団を掛ける。
「おやすみ、硫黄」
「ありがとう、ございます立…」
