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貴方の瞳は永遠の愛で。

第2章  初恋

私の初恋は中学2年生。

放送委員でいつもお昼の放送の担当で

よく当たる先輩がいた。

塚本先輩である。

彼は勉強も運動も凄くみんなの人気者だったが、

私は塚本先輩の親友の広川 翔(かける)さんを好きになった。

二人とも同じバレーボール部だったが、

部活より放送室で絡む事が多く、

放送をダシに翔先輩に得意のギターで歌ってもらった。

唄の趣味も似ていたし、なんといっても声が良かった。

“私のために愛の唄”

あ〜〜妄想はどんどん膨らむ。

でも初恋はドキドキしてドキドキしている内に

先輩は卒業してしまった。

私は先輩の高校の学園祭に行き会ってきたけど、

まわりの高校生のお姉さん達に圧倒されて、

真面に話しすらできずに撃沈した。

そしてそこの高校に受験すらさせてもらえなかった。

先輩…私とあなたは住む星が違ったみたいです。

でも私は私の星で、あなたのような

素敵な声で歌う王子様見つけます。

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