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貴方の瞳は永遠の愛で。

第7章 2度目の告白

祐介さんへの返事を聞きに遼一さんが

毎朝歩美ちゃんを使って私を呼びに来た。

建君の事の教訓もあり、

断わろうとしたが、

「誰かいるの……いないならいいじゃん」

と、いつも答えは宙に浮かされた。

歩美ちゃんまでなんだか楽しそうに、

「愛璃がOK出したら、遼一さん辞めない?」

とか言う始末…

遼一さん達のクラスには、お向かいに住む

幼馴染みの朱美ちゃんがいた。

夜には、勉強と称して私を呼び、

祐介先輩との仲を取り持とうとした。

祐介先輩はその頃流行りの青春ドラマに

出ている俳優さんに似てる。

まぁいい男の部類に入る。

でも、絶対私と恋愛観は違う。

それより翔太君が気になった。

ただ翔太君は建君のお友達。

この時私はこの気持ちはそっと閉じ込めよう

そんな事ばかり考えていた。

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