
貴方の瞳は永遠の愛で。
第10章 二人の気持ち
次の日、ドキドキしながら愛璃は電話した。
電話には始め翔太君のお母さんと思われる
人が、明るい声で対応してくれた。
直ぐに翔太君が変わる。
「愛璃…今何処から?」
「家からだよ。」
「そう…一人?」
「うんうん」
「じゃあ…15分後。いや10分後にこっちから
かけ直してもいい?」
「大丈夫だけど…」
「じゃあね〜………………」
切れた電話を見つめた。
???
かけ直すって……???
とりあえず翔太君からの電話を待った。
凄く長い時間に感じた……
そしてベルが鳴った。
「もしもし…」
「愛璃?ごめん…はぁはぁ…ごめん…」
「翔太君苦しそうだけど大丈夫?」
「ああ〜ごめん…駅前までチャリ飛ばして来た。
おふくろが横でニヤニヤしててさ……
せっかく愛璃からの電話なのになぁと思って」
私との電話の為に駅前までって…
翔太君の行動力凄い……
「愛璃。手紙の返事聞かせてくれる?」
「あの〜翔太君。今日はこれから会える?」
「俺は大丈夫だけど…愛璃の街まで行こうか?」
「ううん。丁度いい電車あるから私直ぐに行く。
でも30分後くらいかなぁ〜大丈夫?」
「大丈夫だよ。駅で待ってるよ」
電話を切り、直ぐに家を出る。
電車に乗り込んでから、自分の行動力に
愛璃は驚いた。
でも、どうしても会って伝えたかった。
いつもの通学の時よりも電車が遅く感じた。
窓の景色はいつもと同じ…
心の景色はいつもと違う。
早く着いて…翔太君がいるうちに…
待ってると分かっていても、
そう願わずにはいられなかった。
電話には始め翔太君のお母さんと思われる
人が、明るい声で対応してくれた。
直ぐに翔太君が変わる。
「愛璃…今何処から?」
「家からだよ。」
「そう…一人?」
「うんうん」
「じゃあ…15分後。いや10分後にこっちから
かけ直してもいい?」
「大丈夫だけど…」
「じゃあね〜………………」
切れた電話を見つめた。
???
かけ直すって……???
とりあえず翔太君からの電話を待った。
凄く長い時間に感じた……
そしてベルが鳴った。
「もしもし…」
「愛璃?ごめん…はぁはぁ…ごめん…」
「翔太君苦しそうだけど大丈夫?」
「ああ〜ごめん…駅前までチャリ飛ばして来た。
おふくろが横でニヤニヤしててさ……
せっかく愛璃からの電話なのになぁと思って」
私との電話の為に駅前までって…
翔太君の行動力凄い……
「愛璃。手紙の返事聞かせてくれる?」
「あの〜翔太君。今日はこれから会える?」
「俺は大丈夫だけど…愛璃の街まで行こうか?」
「ううん。丁度いい電車あるから私直ぐに行く。
でも30分後くらいかなぁ〜大丈夫?」
「大丈夫だよ。駅で待ってるよ」
電話を切り、直ぐに家を出る。
電車に乗り込んでから、自分の行動力に
愛璃は驚いた。
でも、どうしても会って伝えたかった。
いつもの通学の時よりも電車が遅く感じた。
窓の景色はいつもと同じ…
心の景色はいつもと違う。
早く着いて…翔太君がいるうちに…
待ってると分かっていても、
そう願わずにはいられなかった。
