
貴方の瞳は永遠の愛で。
第11章 家族
そして私の唯一の家族。
祖母であるが、一番の難関だった。
学校勤務で私を育ててくれた祖母は、
とにかく厳しい人だった。
電話なんてこようものなら、
繋ぐ事無く名前すら聞かず切る始末。
とても翔太君とお付き合いしているなんて
言えそうにも無かった。
嫌われる覚悟で翔太君に言うと、
「女の子の親だからね。うちとは違うさ」
って笑って受け入れてくれた。
私は祖母の知らない所で翔太君との
お付き合いを続けた。
でも、修学旅行の後の担任との面談で、
あっさりとバラされてしまった。
とんだ恥かきだったと怒る一方で、
翔太君に興味を持ったらしくて、
「まぁ先生もいい子だと言ってたけど…
一度連れていらっしゃい。」
どうやら自分で品定めするらしい。
もちろん翔太君に言うと、ニコニコして
リンゴを沢山持ってやって来た。
「おじゃまします。初めまして、
広瀬 翔太です。愛璃さんとお付き合い
させていただいてます。」
爽やか笑顔で挨拶してる……
翔太君はやはり凄い。
祖母もまんざらでもないらしい。
祖母については〜らしいが多いが、
本当のところ、私は彼女がわからない。
でも、その後も翔太君には笑顔で接して
いるところを見ると、
やはりまんざらでもないらしいです。
それから暫くすると、私よりも祖母に
信頼されたのは翔太君で、
私が頼んでも駄目でも、翔太君が頼むと
何でも許可が下りた。
翔太君が相手で祖母も安心みたいだ。
こうして翔太君は、いつの間にか私の
家族の一員になっていた。
祖母であるが、一番の難関だった。
学校勤務で私を育ててくれた祖母は、
とにかく厳しい人だった。
電話なんてこようものなら、
繋ぐ事無く名前すら聞かず切る始末。
とても翔太君とお付き合いしているなんて
言えそうにも無かった。
嫌われる覚悟で翔太君に言うと、
「女の子の親だからね。うちとは違うさ」
って笑って受け入れてくれた。
私は祖母の知らない所で翔太君との
お付き合いを続けた。
でも、修学旅行の後の担任との面談で、
あっさりとバラされてしまった。
とんだ恥かきだったと怒る一方で、
翔太君に興味を持ったらしくて、
「まぁ先生もいい子だと言ってたけど…
一度連れていらっしゃい。」
どうやら自分で品定めするらしい。
もちろん翔太君に言うと、ニコニコして
リンゴを沢山持ってやって来た。
「おじゃまします。初めまして、
広瀬 翔太です。愛璃さんとお付き合い
させていただいてます。」
爽やか笑顔で挨拶してる……
翔太君はやはり凄い。
祖母もまんざらでもないらしい。
祖母については〜らしいが多いが、
本当のところ、私は彼女がわからない。
でも、その後も翔太君には笑顔で接して
いるところを見ると、
やはりまんざらでもないらしいです。
それから暫くすると、私よりも祖母に
信頼されたのは翔太君で、
私が頼んでも駄目でも、翔太君が頼むと
何でも許可が下りた。
翔太君が相手で祖母も安心みたいだ。
こうして翔太君は、いつの間にか私の
家族の一員になっていた。
