
貴方の瞳は永遠の愛で。
第15章 二人の時間
翔太は早く愛璃を休ませてあげたかった。
高速道路の入り口が近づくと愛璃が、
遠く海の方を見ている事に気付いた。
「少し遠回りになるけど、海まわる?
もうすぐ夕焼け見えるし…」
愛璃はゆっくり頷く。
海岸沿いの道を選び車を走らせる。
夕焼けが見え始めると愛璃は窓を開ける。
「磯の香りが心地いい。」
満足そうに微笑む愛璃をあらためて
大切な人だと思った。
国道から外れて、海へと続く道へ。
愛璃はこの時間がずっと続いてほしいと
思った。
そう思ったら涙が出てきた。
「愛璃、大丈夫?少し休もうか?」
涙をみて慌てる翔太に首をふった。
「大丈夫…でも少し海辺歩きたいなぁ〜」
二人は夕陽の沈む海を見ながら
波打ち際をゆっくり歩いた。
繋いだ手が暖かい。
「翔太君とお付き合い始めた日みたい」
あの日の夕焼け忘れられない。
「あの日は寒かっただろ?」
『一緒だよ。隣に翔太君がいる」
『そうだなぁ。ずっと一緒だよ。」
繋いだ手に力が入る。
高速道路の入り口が近づくと愛璃が、
遠く海の方を見ている事に気付いた。
「少し遠回りになるけど、海まわる?
もうすぐ夕焼け見えるし…」
愛璃はゆっくり頷く。
海岸沿いの道を選び車を走らせる。
夕焼けが見え始めると愛璃は窓を開ける。
「磯の香りが心地いい。」
満足そうに微笑む愛璃をあらためて
大切な人だと思った。
国道から外れて、海へと続く道へ。
愛璃はこの時間がずっと続いてほしいと
思った。
そう思ったら涙が出てきた。
「愛璃、大丈夫?少し休もうか?」
涙をみて慌てる翔太に首をふった。
「大丈夫…でも少し海辺歩きたいなぁ〜」
二人は夕陽の沈む海を見ながら
波打ち際をゆっくり歩いた。
繋いだ手が暖かい。
「翔太君とお付き合い始めた日みたい」
あの日の夕焼け忘れられない。
「あの日は寒かっただろ?」
『一緒だよ。隣に翔太君がいる」
『そうだなぁ。ずっと一緒だよ。」
繋いだ手に力が入る。
