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翔太の部屋に着くと直ぐベットに

休める準備がされた。

翔太が暖かいココアを入れてくれた。

『愛璃好きだろう。」

その微笑みを見ながらココアを飲んだ。

「だいぶ体調よくないのか？

さっき愛璃の顔見た時…

俺心臓止まりそうだった…」

愛璃の顔を心配そうに見つめる翔太。

今にも泣くのではないかというくらい

切羽詰まった表情だ。

「会えない時間が凄く長く感じた。

やっと会えた愛璃は消えてしまいそうで

俺凄く怖かった。」

翔太はそう言うと愛璃を抱きしめた。

「愛璃に何が起きているの？」

愛璃は言葉に詰まった。

今は翔太に何も言えない。

愛璃自身もこれからの自分の運命が

どうなって行くのかわからなかった

ただ今わかること…

翔太はもしも子供が出来ないと

なっても、今まで通り愛してくれる。

どんな事があっても、その愛情が

変わらないと言うだろう。

でも…翔太の将来はそれでいいのだろうか？

私では幸せにしてあげられない。

愛璃は強く翔太を抱きしめ返した。