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貴方の瞳は永遠の愛で。

第16章 決断

「愛璃、身体どうだ?大丈夫か?」

寮に戻ると翔太から電話がきた。

「うん。良くなったよ。」

「良かった。次休みいつ?」

「今週はずっと仕事なの」

「そうか…」

電話の向こうから残念そうな声がする。

「翔太君来月に連休取れる?」

「来月なら大丈夫だよ。何かあるの?」

「翔太君と何処か遠くに行きたいなぁ〜

と思ったの」

「いいね〜行こうよ。

休みは愛璃に合わせるよ」

電話を切って部屋を戻り愛璃考えた。

〜それまでに、沢山悩もう。

それまでに、沢山思い出作ろう。

それまでに、沢山愛そう。

それまでに、沢山泣いておこう。

ちゃんとさようならを言える様に〜

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