テキストサイズ

貴方の瞳は永遠の愛で。

第16章 決断

「翔太君…あのね。旅行の事なんだけど」

二人は翔太の部屋に着いてから、

旅行のプランを考えた。

〜最高の思い出がいい…〜

行きたい所は沢山あったが、

最高の思い出の場所を決めるのは

難しかった。

愛璃だけの想いであるから余計にだ。

翔太は二人なら何処でもいいと言うが、

愛璃には妥協は許されない。

やり直しがきかない。

また今度はない。

「山より海がいいなあ〜」

愛璃がため息混じり呟く。

その横顔を翔太が優しくみつめる。

その視線に気がつき恥ずかしさが

込み上げる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ