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貴方の瞳は永遠の愛で。

第16章 決断

「愛璃。大丈夫。ちゃんと海行くよ。

車でグルーッと回ろうか?」

「翔太君運転疲れない?」

「隣に最高のナビゲーター乗るから、

全然大丈夫さ。」

二人は宿泊先を2か所決めて、

海岸線を回るルートにした。

立ち寄りたい所を決めて、

食べたい物を決めて、

ガイドブックが印だらけで

大笑いした。

〜今時間が止まればいい…〜

そう思うと涙が出そうだった。

別れの旅を計画するなんて、

ついこの間までの自分には

想像すらしていなかった。

別れを決めて、もっと翔太が好きに

なっていた。

〜もう、こんなに誰かを愛せない。〜

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