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貴方の瞳は永遠の愛で。

第17章 最高の思い出

旅行当日、愛璃を迎えに行きながら、

翔太は最近の愛璃の変化を考えていた。

今までは、翔太が愛璃に合わせて、

迎えに行く事が多かった。

いつも快く応じてくれていたが、

それでも、時々は愛璃の方からの

誘いも欲しいと思っていた。

愛璃が夜中に逢いたいと言ったら、

直ぐに車を飛ばして行くのに…

わがままも言って欲しいのに…

そう思っていた。

最近は、仕事が終わって帰宅すると、

愛璃既に来ていてくれる事が、

度々あり、嬉しかった。

でも、それはあの体調が悪くなった後だ。

何かあったのだろうか…

やけに笑う事が多い事も気になった。

でも今日は、愛璃があんなに楽しそうに

計画した旅行だ。

〜今日はそっとしておこう〜

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