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貴方の瞳は永遠の愛で。

第17章 最高の思い出

「愛璃…ちゃんと返事を聞かせて」

この日の為に準備した指輪を出す。

「……翔太君……私……」

それだけ言うと愛璃は星空を見上げた。

翔太も星空を見上げて、愛璃の言葉を

待っていた。

波音が優しく響く。

「私は翔太君とは結婚できない。

ううん…誰とも結婚はしない。」

想像をしていなかった愛璃の言葉に

翔太はびっくりした。

愛璃が何を言っているのか理解できない。

「愛璃?……なんで……」

「ごめんなさい。もう決めたの」

「それじゃあわからない。理由は?

俺が嫌いだから?頼り無いから?」

「そんな事無い。大好きだよ。」

「じゃあなんで…」

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