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貴方の瞳は永遠の愛で。

第20章 神様のいたずら

〜この街に知り合いなんていないのに

何処かで会った気がするなぁ〜

愛璃はその人が気になった。

食事がはじまり、盛り上がってくると

誰とは限らず、先程の男性に歌を頼む。

するとギターを弾きながら歌い出す。

その時に愛璃は思い出した。

「翔先輩?」

愛璃のびっくりした表情を笑いながら

頭を撫ぜてきた。

「愛璃。気がつくの遅い〜

俺は一目でわかったけど?」

「翔先輩がこの街にいるなんて。想像も

していなかったし…あの頃と違い

大人になってて……」

『愛璃だって、もう中学生じゃあないよ」

二人は昔話に花を咲かせた。

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