
貴方の瞳は永遠の愛で。
第20章 神様のいたずら
話し足りないようで、翔から連絡先を
渡された。
「絶対連絡してくれよ」
「はい」
愛璃は次の休みに翔に電話をした。
翔も丁度休みで、ドライブに誘われた。
待ち合わせの場所に行くと翔が既にいた。
「翔先輩お待たせしました」
「俺も今来たところだ。
愛璃田舎の海まで行かないか?
丁度実家に野暮用もあるから
付き合ってよ」
愛璃が快く受けると車は郷里へ向かった。
子供頃によく遊んだ海に着いた。
「懐かしい……先輩連れてきてくれて
ありがとうございます。」
「愛璃。先輩は辞めれよ……」
「あ……」
「翔でいいよ。さん付けも要らない。」
「それは……チョット……」
「愛璃。彼氏に怒られるかなぁ。
別の男を呼び捨てなら…
でも、俺大丈夫だ。男じゃあないから」
翔はそう言って笑っている。
意味が理解できないままでいると
翔が岩場で座って話してくれた。
「俺は、結婚寸前で事故にあってさ……
脊髄に障害が残った。男として不能になった。
もちろん結婚は取りやめ。
だから男として害は無いよ。」
愛璃は何も言えなかった。
「ごめん…再会して間もないのに
こんな話しをして。でも、愛璃と再開して
まるで神様のいたずらみたいで、
なんか嬉しい。だから、仲良くしたい。
愛璃と良い関係を続けるには、
きっとこういう事話した方が、
かえって気を使わないと思って」
渡された。
「絶対連絡してくれよ」
「はい」
愛璃は次の休みに翔に電話をした。
翔も丁度休みで、ドライブに誘われた。
待ち合わせの場所に行くと翔が既にいた。
「翔先輩お待たせしました」
「俺も今来たところだ。
愛璃田舎の海まで行かないか?
丁度実家に野暮用もあるから
付き合ってよ」
愛璃が快く受けると車は郷里へ向かった。
子供頃によく遊んだ海に着いた。
「懐かしい……先輩連れてきてくれて
ありがとうございます。」
「愛璃。先輩は辞めれよ……」
「あ……」
「翔でいいよ。さん付けも要らない。」
「それは……チョット……」
「愛璃。彼氏に怒られるかなぁ。
別の男を呼び捨てなら…
でも、俺大丈夫だ。男じゃあないから」
翔はそう言って笑っている。
意味が理解できないままでいると
翔が岩場で座って話してくれた。
「俺は、結婚寸前で事故にあってさ……
脊髄に障害が残った。男として不能になった。
もちろん結婚は取りやめ。
だから男として害は無いよ。」
愛璃は何も言えなかった。
「ごめん…再会して間もないのに
こんな話しをして。でも、愛璃と再開して
まるで神様のいたずらみたいで、
なんか嬉しい。だから、仲良くしたい。
愛璃と良い関係を続けるには、
きっとこういう事話した方が、
かえって気を使わないと思って」
