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貴方の瞳は永遠の愛で。

第20章 神様のいたずら

愛璃は翔がとっても近い存在に感じた。

同じ苦しみを持つ仲間だった。

「だから愛璃を口説いたりしないから

安心してと彼氏に言ってくれよ」

「彼なんて居ません」

「そうなんだ……じゃあ尚更、翔でいいよ」

「でも……先輩は先輩だし」

「卒業したら、もう先輩じゃあないから」

愛璃は笑って頷く。

「愛璃。いい年で彼氏いないって大丈夫か?

確か長く付き合っていた人いたよなぁ」

「私結婚はしないから…彼氏も要らないんです」

「結婚しない?なんで?」

「翔はどうして、結婚取りやめに?

向こうが離れたの……」

「いや…俺が耐えられなかった…

彼女には普通の家庭を築いてほしいから」

愛璃は思わず涙が流れた。

〜この人も、私と同じだ……〜

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