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twin★love

第16章 16★蓮の我慢

付き合って一年、ようやく一線を越えてからというもの蓮は二人になると亜子を求めた。

はじめは恥じらっていた亜子だけど回数を重ねるうちに蓮の技術も上がり、いつのまにかそういうことになってしまっていた。

極めつけはテスト期間に入り、蓮のバスケ部が休みになるとテスト勉強を言い分に毎日お互いの部屋で求められた。

1度そういうふうになると蓮は何回も亜子を求めた。

「期末では挽回しなきゃ、もう2年の2学期だしね。」

言い聞かせるように亜子はつぶやく。

「んー、それならちゃんと蓮君にいいなさいよ?向こうは健全な男子高校生なんだし。ずーっと亜子に片思いしてたんだから。」

亜子はうんうんと頷いてココアを飲み干した。

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