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僕らの教室 エンドのE組!

第4章 3 甘く

「もう少し楽しもうと思ったんだけど、俺にも余裕がなくなっちゃってね。」
「…?」

なんのことだ、いったい…。相変わらずカルマくんは恐ろしい表情をしている。

「君が僕より他の人を優先するの、たえられないんだよ。」
「…えっ?カルマくんどういう「なんでカルマくん?」あ、え」

カルマくんと呼ばれたことに対して、カルマくんはさらにイライラしているみたいだった。

「え、ご、ごめん。あの…ほんとに…」
怖い怖い、顔怖いから!僕がよっぽど怯えていたのか、カルマく…業はちょっと表情をやわらげた。

「…業ってよんで?渚くんだけは特別。俺の特別だから…」

「か、るま…あの…それは…」

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