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僕らの教室 エンドのE組!

第7章 渚の恐るべき力

だいたい午後の2時頃。

気温が高くなってくる時間帯。
お昼を食べ終わって一休みしてから、海に入った。

「ふうーっ、やっぱ冷たくて気持ちいいね!」

こう爽やかなイケメンの完全体を見せられると、なかなか複雑な気分だ…。

「でも暇だねえー、ほとんどやりつくしちゃったもん。」

海に入らないで砂浜でずずーっとイチゴ煮オレをすする業。もはや、声をかけてくる女子のことなど見向きもしていない。最初は手を上げて断るくらいのことはやってあげていたのになあ……

「…んー…どうしよっかー…」

それから30分くらい、テキトーに泳いだりもぐったりぼんやり浜辺で海を見ていたり、とにかくボーッとしていた。

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