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君の瞳にときめきを

第4章 宣言

それからちゃくちゃくと授業は進み、美術の授業が終わり教室へと向かう。

それから帰る準備をしてホームルームを終え、帰ろうとした時、そいつは現れた。


「えっと…エリちゃんっている?」

その声に教室の女子だけでなく、男子までもざわめきだす。

声の正体は…山本 拓海。

そいつはキョロキョロと教室を見回し、あたしを探す。

なんとなくめんどくさいことになりそうで、人影に隠れながら教室を出ようとした時、襟をぐっと掴まれ、引き戻された。










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