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君の瞳にときめきを

第4章 宣言

そして、そのまま

「帰ろっか?」

と言い、玄関へと促そうとする。

それに抵抗する手口を見つけ後ろを振り向くと、頬を染めた瑠璃がバイバイっと手を振っていた。

ー最悪。

「ほら、友達もいいみたいだし?行こう。」

それに気づいた山本にがグイグイと押してくる。

「…ゃっ…だ」

「ん?なんか言った?」

抵抗の声を漏らすと、あたしにしか見えない黒い笑顔で見下ろしてくる。

ーこれが、こいつの真の顔。

結局、抵抗する気力もなく、そのまま山本に連行された。






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