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新）「ギャァァァァァァ‼︎」


悠）「ん？なに？」


スッキリと晴れた朝。


あたしは新八君の叫び声で目を覚ます。


新八君どうしたんだろこんな時間に。
何かあったのかな？


あたしは目をこすりながら新八君の元へ行く。
そこには神楽ちゃんもいた。


2人は銀さんの寝床の前で騒いでいた。


神）「銀ちゃんに何かあったアルか？ストパーか‼︎ストパーになってたアルか‼︎」


新）「止めろォォ‼︎あっちには薄汚れた世界しかひろがってねーぞ‼︎」


スパン‼︎


新八君が必死に神楽ちゃんを止めるも神楽ちゃんの圧倒的な力に負け襖が開いた。


神楽ちゃんは襖が開くと固まる。


新）「だからダメって言ったじゃん‼︎だからダメって言ったじゃん‼︎」


新八君は荒ぶったように叫ぶ。


え、なに？
銀さん本当にストパーにでもなったの？


私は2人の後ろからヒョイっと身を乗り出し銀さんの寝床を見る。


悠）「え…」


私は目を見開き固まった。


なぜならそこには忍者の格好をした女の人と寝ている銀さんの姿があったのだった。


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銀）「……で、誰この人？」


新）「アンタが連れ込んだんでしょーが」


私達はあれから銀さんと女の人を起こし朝ごはんを食べていた。


銀）「…昨日は…あ、だめだ。飲みに行った所までしか思い出せねぇ」


新）「忍者のコスプレまでしてとぼけないでくださいよ。くの一か？くの一プレーか？」


銀）「いい加減にしろよ‼︎んな事するわけねーだろ‼︎どっちかっていうとナースの方がいい‼︎（悠限定で‼︎）」


銀さん新八君はバカっぽい話をする。


だが、私はそんな会話なんて頭に入ってこなかった。


なんでこの人が銀さんと一緒に寝てたんだろう。
まさか本当に昨日飲み屋でたまたま出会って一緒に飲んでからのお持ち帰りとか？


いや、銀さんに限ってそれはあり得ない。
それに前のお妙さんみたいなあれかもしれないし…


私は頭の中でなぜか自分を落ち着かせようとしていた。
が、銀さん達の会話で頭が真っ白になる。