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銀）「…あの〜俺何も覚えてないんスけどなんか変な事しました？」


？）「いえ、なにも」


銀）「そーかそーか。よかった、俺ァてっきり間違いを起こしたのかと」


？）「夫婦の間に間違いなんてないわ。どんなマニアックな要望にも私は応えるわ」


悠・新）『は？』


今なんて言った？
夫婦って言った？
夫婦って言ったよね？
この二人夫婦なの？


私はご飯を食べる手を止め二人を見る。


銀）「え？なに？夫婦って」


？）「責任取ってくれるんでしょ。あんな事したんだから」


銀）「あんな事ってなんだよ‼︎なんもしてねーよ俺は‼︎つか、俺はお前にあんな事するぐらいなら悠にあんな事してーよ‼︎」


？）「なに言ってるの。納豆のように絡み合った中じゃない」


納豆のように絡み合った…
つ、つ、つ、つ、つまりは銀さんとくの一さんは夜の営みをしたということ…？
私と神楽ちゃんがスヤスヤ寝てる間に寝床でハッスルしてたって事⁉︎


そんなぁぁぁぁぁぁ‼︎


ズキッ


悠）「つ…」


あれ？
なんでだろ。


お妙さんの時みたいに胸がズキッてした。


凄く痛い…。


私は胸を押さえて深呼吸をする。


そんな事をしていると何故が袴姿になってる銀さんが目に入った。


悠）「銀さん…？」


銀）「腹くくったよ。俺も男だ。記憶にねーとはいえあんな事こんな事しといて知らんぷりもできねて。こんな俺でよかったらもらってください」


悠）「ぎ、銀さんんんん⁉︎」


私は思わず叫ぶ。


た、確かにあんな事こんな事したら知らんぷりできないかもしれないけどそれだけで銀さんくの一さんに嫁ぎに言っちゃうの？
そんなの嫌だ‼︎


悠）「ぎ、銀さん。ちょっと待ってください」


私は目に涙を溜めながら銀さんの名前を呼ぶ。


だが、銀さんはくの一さんと万事屋を出て行ってしまった。


銀さん、行っちゃった…。


悠）「く…ふぅ…」


私は銀さんが行ってしまった悲しみに涙を流す。