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銀魂

第19章 刀じゃ斬れない物がある

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あたし達はあれから煉獄関に来ていた。


今は銀さんがリングの上で新しい鬼とされている『茶吉尼』という天人と闘っている。


それを観客席で隠れて見ているあたしと新八君と神楽ちゃん。


銀)「はァァァァァ!!」


ズシャァァ!!


銀さんはあっという間に『茶吉尼』を倒す。


さすが銀さん。
あんなデカイ天人すぐに倒しちゃったよ。
それに闘ってる姿カッコ良かったな・・・


ってそんな事考えてないで煉獄関の親玉探して倒さなきゃ!!


あたしは親玉を探そうと立ち上がる。


しかし、その前に銀さんの周りに数しれない天人がやってきた。


すごい数。
あれじゃさすがの銀さんでもやられちゃう!!


悠)「新八君!!神楽ちゃん!!」


新・神)『はい/ネ!!』


あたし達は立ちあがる。


神楽ちゃんは立ちあがるとすぐにいつも持っている傘で銀さんの周りにおる天人に攻撃する。


天)「な、なにものだあいつ等!!」


新)「ひとーつ。人世の生き血をすすり」


神)「ふたーつ。不埒な悪行三昧」


悠)「みぃーつ!!」


あたしは銀さんを指差す。


銀)「え、みーっつ・・・み、み、みだらな人妻を・・・新)「違うわぁぁぁぁ!!」ゲハッ」


とんでもない事を言おうとした銀さんに新八君は飛びげりをくらわす。


神)「銀ちゃん、みーっつミルキーはママの味アルヨ」


悠)「それも違うから!!みーっつ醜い浮世の鬼をだから!!」


全く。
なんであたし達はいつも良い所でカッコ付けられないんだろう。
まぁこれが万事屋だから良いんだけど・・・


悠)「取りあえずみんなササっと決めるよ!!」


新)「はい!!えっと、退治してくれよう!!」


全)『万事屋銀ちゃん見参!!』


あたし達は適当にポーズを決める。


天)「ふざけあがって!!やっちまえェェェェェ!!」


天人はあたし達に襲いかかってくる。


それに対しあたし達も天人に向かって走りだした。


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