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銀魂

第19章 刀じゃ斬れない物がある

~free side~


銀)「おりゃぁぁ!!」


悠)「せいっ」


新)「はぁぁぁぁ!!」


神)「とりゃぁぁぁぁ!!」


万事屋は向かって来た天人を次々と倒していく。


その中に居た1人の男はあまりの強さに驚いていた。


男)「(なんだこいつら・・・)」


男は冷や汗をかきながら一歩後ろに下がる。


その時男の背後からカチャと音がした。


沖)「理解できねーか?」


そう、真選組の沖田が男の首に刀を添えたのだ。


沖田はそのまま男に語る。


沖)「今どき弔い合戦なんざ。しかも人斬りのなんかのためにだぜィ?得るもんざ何もねェ。わかってんだ。わかってんだよ、そんなこたァ。だけどここで動かなねーと・・・自分が自分じゃなくなるんでィ」


男は沖田の口調に機器を感じた。


そして焦ったように口走る。


男)「き、貴様。こんな真似してただで済むと思ってんのか?俺たちのバックに誰が居るのか知ってるのか?」


沖)「さァ見当もつかねーや。一体誰でィ?」


沖田が男に問いたのと同時にリングの中にゾロゾロと真選組が入って来て天人達を足り抑えた。


男)「な、こいつァ!?」


男は驚きのあまり声を上げる。


そんな男にまた一本の刀が首に添えられる。


土)「オメーの後ろに誰がいるって?僕達真選組だよー?」


沖)「あらら、おっかない人達がついてるんだねィ」


男)「ち、畜生・・・」


男は諦めた様子で2人を睨んだ。


その間にもどんどん天人たちは真選組に取り押さえられていく。


こうして今回の事件は終わったのだ。


~free sideend~


天人達を倒した後あたし達は煉獄関の屋上に居た。


悠)「結局親玉は逃しちゃいましたね・・・」


あたしはグダッとフェンスに寄りかかる。


そう、闘うのに夢中で肝心な親玉をあっさり逃してしまったのだ。


あそこで夢中にさえならなければ親玉逃す事無かったのに。


沖)「悪いやつほどよく眠るとはよく言ったもんで」


銀)「ついでにオメーも眠ってくれや。永遠に。人のこと散々利用してくれやがってよ」


沖)「だから助けに来てあげたじゃないですか。ねェ土方さん」


沖田さんはタバコを吸っている土方さんに言う。

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