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銀魂

第20章 美味い物ほど当たると恐い

長)「なぁ、銀さん」


銀)「なんだ長谷川さん」


長)「アンタ、あのロン毛の知り合いなんだろ。なんとかならんもんかね?」


銀)「こいのキューピッドでもやろってのか?カミさんに逃げられたキューピッドの矢なんざティッシュも射ぬけねーよ。ポッキーだよポッキー」


長)「ハツのことは言うなァァァ‼︎」


悠)「ハツ…?銀さん、ハツさんって誰ですか?」


銀)「長谷川さんの奥さんだよ。仕事クビになった後家出て行っちゃったの、奥さん。こないだ飲みに行った時長谷川さん泣きながら言ってきたんだよ」


「女々しいだろ?」と言わんばかりの顔で長谷川さんを見る銀さん。


そうなんだ。
なんかあの時あたし達長谷川さんにとても酷い事をしちゃってたんだ。
まぁ半分は長谷川さんの無理な要求のせいだけど…


銀)「大体、あんな堅物説き伏せるなんて無理だよ無理。カッチカチだぜ。中学生だぜ。それに、俺ァやつに仮作るのはゴメンだしな。じゃ、俺は病室に戻るわ」


銀さんは面倒くさそうに欠伸をすると屋上のドアを開ける。


長)「なぁ、銀さんよ」


銀)「なんだよ長谷川さん。もうさっきの話は終わったぞ」


長)「おめーよ俺のコンビニ潰した貸しはいつ返してくれんの?」


銀)「………」


銀さんはピクッと体を硬直させる。


長)「いっとくけどあの後マジでか大変だったたかんね?知り合いにはぶん殴られるし信用性無くすし…どーしてくれ…銀)「わかったよ‼︎どうにかすりゃーいいんだろ‼︎いいよ‼︎やってやるよ‼︎」


銀さんは額に青筋を浮かばせながら怒鳴る。


長)「ふっ、ありがよ。銀さん」


こうしてあたし達は内野さんの恋を助けるべく動き出したのであった。





あたし達は新八君と神楽ちゃんにこの事を話協力してもらう事にした。


そして今銀さん、新八君、長谷川さんは医師の服に着替えあたしと神楽ちゃんはナース服に着替え桂さんを無理やり診査をしている。


桂)「オイ、離せ。結構だと言っているだろう。俺は自らの身体をかえりみちいる暇などない。国の病を治すのが俺の役目だ」


桂さんは無理やりあたし達に連れて来られて相当ご立腹の様子。


先ほどから桂さんにしては珍しいガン飛ばししてくる。



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