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銀魂

第2章 天然パーマに悪い奴はいない

銀)「新一ぃぃ‼︎」


新)「新八ってんだろボケ‼︎つか、もう少しどうにか戦えなかったのかよ‼︎30秒ぐらいしかたってねぇよ‼︎」



銀)「バカヤロー‼︎30秒って意外と長いからな‼︎舐めんな‼︎」


悠)「2人とも喧嘩は良いから早く脱出ポッド探してください‼︎」


銀)「悠の言う通りだ‼︎早く探せよ新一‼︎」


新)「新八っつてんだろーが‼︎これ何回目だよ‼︎もうダリィよ‼︎」


悠)「いや、その喧嘩自体がダルいよ‼︎わかってる⁉︎」


全く…。
大人と子供が喧嘩なんて仲の悪い家族じゃぁあるまいし。
ん…?
あれ1つの部屋がある。
もしかしてここ脱出ポッドだったりする?


悠)「銀さん‼︎ここ‼︎」


私は銀さんの腕を引っ張り部屋に入る。


銀)「んだココ⁉︎動力室⁉︎」


動力室って事はこの遊郭を動かしてるエンジンって事?
全然脱出ポッドじゃ無かったぁぁぁ‼︎


天1)「どうやらそこまでのようやなぁ」


私達を追いかけてきた天人が部屋の出口の前に立つ。

天1)「哀れやの〜 昔は国を守護する剣だった侍が今では1人、2人の娘っ子護ることでけへん鈍や。もうおたくらに護れるものなんて無いで。国も空ももう天人のもんさかい」


銀)「ふっ。国だ空だァ?くれてやるよんなもん。こちとら目の前のもん護るのに手一杯だ。それでさえ護り切れなかった俺にはもうなんもねーがよォ、せめて目の前で落ちるものがあるなら拾ってやりてェのさ」


天1)「しみったれた武士道やの〜もうお前はエエわ…去ねや」


天人は引き金を引こうとする。
だが…


部)「ちょっあきまへんて社長‼︎アレに弾当たったらどないするんですか‼︎船もろともおっ死にますよ‼︎」


天1)「あ、あかん忘れておった」


天人は慌てて銃を下ろす。


よし‼︎
今相手は隙がある。
一気に突っ込んで倒そう。


私は銀さんに視線を送る。


だけど銀さんはそこにはいなかった。

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