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銀魂

第22章 月はなんでも知っている

銀)「おいっカレーは置いていった方がいいって‼︎絶対邪魔だって‼︎」


神)「ダメアルヨ。絶対こぼしちゃ‼︎お前はそれをこぼすと死ぬからなカレー忍者‼︎」


桂)「ルージャ‼︎」


銀)「ルージャってなんだよ‼︎ラジャーだろ。聞いた事ねーよそんな了解の仕方‼︎」


桂さんは見事なスピードで本屋に近づきエロ本を取る。


が、しかし…





ペチャッ


悠)「あ…」



カレーをこぼしてしまい桂さんは口から血のようなモノを出しそのまんま倒れていく。


やっぱりカレー持って行かない方が良かったんじゃ…


その後も神楽ちゃんが桂さんの敵と言って試験に挑戦するも転んで犬の糞が服についてしまい泣きながら帰って来てしまった。


悠)「はァ、全く。大丈夫神楽ちゃん」


あたしは神楽ちゃんの服についた犬の糞をティッシュで拭いてあげ仁王立ちする。


悠)「次、あたしがいきます」


エロ本とかよく分からないけど適当に取ってくればいいよね。


あたしはフンツと気合を入れる。


新)「悠さんムリしないでくださいね!!」


銀)「そうだぞ!!お前はまだ純粋なんだからジャンプ買って来い!!ジャンプ!!」


悠)「はい!!」


あたしはぬき足差し足で本屋さんに近づく。


新)「おぉ!!それっぽい!!それっぽいですよ!!」


悠)「ススススス。ススススス」



無事に本屋さんの中に入るとジャンプの前に来た。


悠)「(よし。これで後はジャンプをとってお金を置いていけば・・・)」


あたしはジャンプに手を伸ばす。


その時あたしはある事に気がつく。


悠)「(ん?これもしかしてジャンプじゃなくて赤マルジャンプ!?え、赤マルでも良いのかな?いいよね!?いいんだよね!?別に試験だからどんな本でもいいよね!?)」


あたしが1人あたふたしていると肩をちょんちょんと叩かれた。


後ろを振り返るとそこにはチャラそうな男の人。


男)「姉ちゃん可愛いね~何してんの?俺と一緒に遊ばない?」


悠)「・・・・・・」


あたしは赤マルジャンプを置いて何事も無かったように本屋さんをでた。

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