テキストサイズ

銀魂

第22章 月はなんでも知っている

ふぅ。


これでこの建物の門番はいなくなった。


後は銀さん達をここへ呼べば・・・


あたしが銀さん達を呼ぼうとすると丁度ここへ銀さん達が来た。


悠)「銀さん!!こっち、こっちです!!」


桂)「よくやったぞ、悠殿!!この中にきっとエリザベスがいるはずだ」


銀)「なんでお前が俺の名前呼ばれて反応してんの!?お前は俺なのか!?坂田銀時なのか!?悠は俺に知らせてくれたんだぞ!!」


銀さんは桂さんの襟首を掴む。


新)「銀さん!!今そんな事してる場合じゃないですよ!!」


悠)「そうですよ!!早くエリザベスさんを助けなきゃ」

あたしは先頭を切って建物の中に入ろうとする。


だが、それをさっちゃんさんが止めた。


さ)「ちょっと待ちなさいニンジャー貧乳。これはワナかもしれないわ」


悠)「なんですかそれ!!嫌味!?嫌味ですよね!?つか、語呂悪くない!?」


さ)「嫌味なんかじゃないわ。今あたし達は忍者戦隊忍ジャーなの。だから1人1人ちゃんとした名前がついてるのよ」


新)「え、そんなの初めて聞いてんですけど・・・」


因みに話を聞くと


銀さんー忍ジャーホワイト。


さっちゃんさんーニンジャーメガネ


新八君ーニンジャーホルタイン


桂さん・神楽ちゃんーダブルカレー


と言うらしい。


新)「それで、ワナってどんなワナですか?」


さ)「例えば・・・銀)「あーなに寝ぼけたこと言ってんだ、テメーら。おけつに入らずんば虎児を得ずというだろう」


桂)「虎穴だ。案ずることはない。俺たちを誰だと思っている。貴様らとはくぐって来た修羅場の数が違うんだ。くだらぬワナなどにかかるか」


そう言って桂さんと銀さんは建物の中に入って行く。


あたし達も2人について行き建物の中に入る。


すると入口がガシャンといって閉まった。


新)「おいィィィィィィィ!!思っくそワナじゃないすか!!」


悠)「閉じ込められちゃったのコレ!?」


銀)「バカ、ちげーよ。オートロックなんだよ。知らねーの?お前等」


桂)「何度も言わせるな。俺たちがそんなバカな策にハマる訳あるまい」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ