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銀魂

第22章 月はなんでも知っている

銀さん達がそんな事を言っていると壁にかけある掛軸がシュルシュルと巻き上がりテレビが出てき、偉そうな男の人が写しだされた。


男)「ガハハハ。よく来てくれたな。桂とゆかいな仲間達!我がカラクリ屋敷へ!エリザベス君を追ってわざわざここまでご苦労だったな。だが残念ながら君たちは私のワ・・・ドガコ!!」


男が明らかに『罠にかかった』と言おうとした瞬間、銀さんと桂さんがテレビを蹴りで壊す。


新)「今明らかに『罠にかかった』って言おうとしてましたね」


悠)「それ、あたしも思った」


桂)「違う。『君たちは私のワイフをどう思いますか』と言おうとしたんだ」


新)「英語の教科書!?」


それからというもの進むたびに丸太が転がってきたり矢が飛んできたりと罠にかかりまり、最終的には広い部屋についた。


銀)「なんだここ」


神)「銀ちゃん!!アレ!!」


神楽ちゃんが指差した場所には縛られたエリザベスさんがいる。


桂)「エリザベス‼︎無事だったか⁉︎」


桂さんはエリザベスさんが見つかり嬉しさのあまり近づこうとする。


その時…


ブシャァァァァァ‼︎





エリザベスさんか膨らみだし中からクナイが大量に飛んできた。


全)『ぬおおおおおおお‼︎』


あたし達はそれを間一髪で避ける。


桂)「エ…エリザベス…」


?)「…クク。残念だったな。ここにエリザベスちゃんはいないよ」


そう言いながらエリザベスさんの中から1人の忍者が出てきた。


?)「…久しぶりだな。猿飛あやめ」


さ)「全蔵‼︎」


新)「さっちゃんさん知ってるんですか?」


さ)「元お庭番衆、服部全蔵。お庭番衆の中でも最も恐れられた随一の忍術つかい」


全)「今はフリーでここの旦那にやとわれててね。悪いが元同僚とはいえそっちにつくなら容赦はしねェ。忍者戦隊忍ジャーだかなんだか知らねーがにわか忍者じゃ本物の忍者には勝てねーよ。いや、例え侍でもな」



ザッザッザッ


あたし達を囲むように服部全蔵を含め6人の忍者が出てきたと思えば一人一人ポーズを決め名前を名乗り始めた。

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