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銀魂

第22章 月はなんでも知っている

?)「韋駄天の剛‼︎」


?)「毘沙門天の修輪‼︎」


?)「弁財天の薫よん」


?)「広目天の松尾‼︎」


?)「阿修羅の塊‼︎」


?)「摩利支天の服部全蔵」


忍者達)『6人合わせてフリーター戦隊忍び6(シックス)‼︎』


悠・銀・新・神・神・さ)『…………』


あたし達は忍び6の登場に目を点にする。


とてもかっこいい登場の仕方だったけどフリーター戦隊って何?
フリーターって無職って事でしょ。


自分達で言ってて悲しくないのかな。


あたしは彼らを温かい目で見つめる。


そこへ二階から先ほどテレビに映っていた男が現れた。


男)「ワーッハッハッハッ‼︎カーツラァァァ‼︎いや、忍ジャーよ年貢の納め時だな‼︎忍び6はいずれもお庭番を務めていた猛者達ばかり‼︎貴様らがひっくり返っても勝てる相手ではない‼︎可愛いエリザベスちゃんの目の前で朽ち果てるがいい」


桂)「エリザベスぅ‼︎」


ガガガッ

桂さんが叫んだのと同時にあたしと銀さんとさっちゃんさん、新八君と神楽ちゃんと桂さんの間に柵が降りてきた。


新)「銀さん‼︎悠さん‼︎」


全)「てめーは俺が相手だ。ジャンプ侍ィィ‼︎」


ガキィィィン‼︎


突然服部全蔵が銀さんに襲いかかる。


さ)「銀さん気をつけて‼︎その人は本当に危ないわ‼︎」


薫)「気をつけるのはアナタよん」


さ)「‼︎」


トットットッ‼︎


さっちゃんさんにバラが襲いかかる。


悠)「さっちゃんさん‼︎」


塊)「人の心配をしてる暇などはあるのか?」


悠)「‼︎」


あたしがさっちゃんさんに近寄ろうとするとクナイが飛んできた。


あたしはそれを素早く避ける。


塊)「おーおー。嬢ちゃん、か弱そうにな癖に結構やるのぉ」


悠)「それはどうも」


あたしは腰から木刀を抜き塊へ向ける。


その時不意にカレーの匂いがし柵の向こう見る。


するとそこには何故かカレーを持った神楽ちゃん達と神楽ちゃん達同様カレーを持った忍び6の残りの3人、剛、衆輪、松尾がいた。

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