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銀魂

第22章 月はなんでも知っている

銀)「なぁ、ヅラ。アレおかしくねーか。中から綿みてーのが」


新)「あっ、本当だ。それに血とか何もでてませんよ」


桂)「あり?」


桂さんは不思議そうに首をかしげる。


すると銀さんに倒された服部全蔵が笑いながら起き上がってきた。


全)「だから言っただろ。ここにはエリザベスちゃんはいねーって。最初からエリザベスちゃんなんていねーんだよ」


悠)「どういう事ですか?」


全)「あのオッサンはなァ桂、お前の首を取るためにわざわざあんな人形を作ってお前をおびき出したんだよ。お前ら騙されてたんだよ。ププッ」


それを聞いた私達は顔をしかめ桂さんを見る。


銀)「ヅラ君ヅラ君。どーいう事?」


桂)「そういえば前日に蕎麦のお揚げ取り合って喧嘩したの忘れてた」


さらっと詫びを入れずに話す桂さん。


それにブチッと何かきれた。


銀)「お前それただ喧嘩して出て行っただけじゃねーか‼︎」


新)「僕たちの苦労をかえせェェ‼︎」



桂)「ぎゃァァァァァァ‼︎」


それから銀さん達は桂さんを思う存分殴ったのであった。

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