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新八君が万事屋で働くようになってはや半年。


特に何も変わらず低収入な生活を送っていた。


お登勢）「しるかボケェェェ‼︎金がねーなら腎臓なり金玉なり売って金つくらんかいクソッたりゃー‼︎」


銀）「家賃ごときでうるせーよウンコババァ‼︎こないだアレ…ビデオ直してやったろ‼︎アレでチャラでいいだろが‼︎」


お登勢）「いいわけねーだろ‼︎5ヶ月分の家賃だぞ‼︎大体あのビデオまた壊れて『鬼平犯科帳』コンプリート失敗しちまったわい‼︎」


銀）「バカヤロー‼︎諦めんな‼︎きっとまた再放送するさ‼︎」


あぁまたやってる。
まぁしょうがないか。
家賃を払ってない私達がいけないんだもんね。


悠）「お登勢さん本当にすみません。あ、あのやっぱり私がバイトをして少しずつ返していくので待ってもらえないでしょうか？」


お登勢）「いいよあんたは。こう言う物は男が払うもんだから」


銀）「そうそう。バイトなんてダメダメ。家の家事とか誰がやんの？」


お登勢）「テメェ家賃払わね癖になに言ってんだよ‼︎つか、テメェ悠の事なんだと思ってんだ‼︎クソ天パが‼︎」


そう言いながらお登勢さんは銀さんの首を絞める。


銀）「んだコラァ‼︎お前に天然パーマの苦しみがわかるか‼︎」


お登勢）「うるせぇよ‼︎んな事知りたくもないわボケェェ‼︎」


お登勢さんはそう言いながら銀さんを吹っ飛ばした。


そこに丁度よく新八君がやってきた。


悠）「新八君危ない‼︎」


新）「ギャァァァァァ‼︎」


私の叫びも虚しく銀さんと新八君はぶつかった。


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悠）「銀さんどうするんですか？生活費まで取られちゃって…」


新）「今月の僕の給料ちゃんと出るんでしょうね。頼みますよ僕んちの家計だってキツイんだから。それに最近姉上がスナックで働き始めて寝る間も惜しんで頑張ってるんスよ」


銀）「なぁ腎臓ってよォ二つもあんのなんか邪魔じゃない？」


新）「売らんぞォォ‼︎何恐ろしー事考えてんだ‼︎」


銀）「カリカリすんなや。金はなァガッつく奴の所には入ってこねーもんさ」


銀さんはそんな事を言いながらテレビをつける。


テレビでは『またもやターミナルから宇宙生物進入』と言う内容をやっていた。