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銀魂

第3章 ペットは飼い主が責任を持って最後まで面倒をみましょう

またか。
最近多いな、宇宙生物進入。


ピンポーン


不意に家のチャイムが鳴る。


銀)「またきあがったのか腐れババァ‼︎」


銀さんは全力で走り玄関の戸を蹴破った。


銀)「あれ?」


だが、どうやらお登勢さんじゃなかったらしい。


?)「お前が万事屋だな。俺と一緒に少し来てもらうぞ」


銀)「わりーな。知らねー人にはついて行くなって母ちゃんに言われてんだ」


?)「幕府の言う事には逆らうなとも教わらなかったか?」


銀)「オメーら幕府の…⁉︎」


?)「入国管理局の者だ。アンタに仕事の依頼に来た」


そう言って入国管理局の人は吸っていたタバコの煙を吐いた。


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私達は今、入国管理局の車に乗っている。


先ほどの人は長谷川泰三さんといって幕府の中でも中々偉い位置にいる人らしい。
そんな人がなんで万事屋に依頼なんかを…。


悠)「あ、あの長谷川さん。私達になんの依頼を?」


長)「実はな今幕府は外交上の問題で国を左右するほどの危機を迎えてるんだ。央国星の皇子が今ここに滞在してるんだがその王子がちょっと問題を抱えていてな…」


悠)「そうなんですか」


問題ってどんな問題だろ。
教育がなってなくてワガママに育っちゃったとか?


そんな事を考えてると皇子がいるという公園に着いた。


長)「このお方が央国星の皇子だ」


長谷川さんはベンチに座っている肌が紫色で頭の両側にモジャモジャの毛が生え、おデコに奇妙な触角をはやした天人を私達に紹介した。


皇)「余のペットがの〜いなくなってしまったのじゃ。探し出してくれんかのォ」


悠・銀・新)『……』


ザッ


私達は皇子を見た瞬間やる気を無くし帰ろうとする。


長)「オイぃぃぃぃ‼︎ちょっと待てェェ‼︎」


長谷川さんは銀さんの方を掴む。

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