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銀魂

第24章 娘の彼氏は取り敢えず殴っとけ

あたしと銀さんが晴れて恋人になった後神楽ちゃんや新八君、お妙さんやお登勢さん、キャサリンさんにとても祝福された。


だが、その一方本当にこんなチャランポランと付き合って大丈夫なのかと心配とされた。


まぁそれでもあたしは銀さんがいいってみんなに言ったけどね。


そんな余韻に浸ってる中あたし達には新たな出来事が起こるのだった。











ジリリリリリリ‼︎


悠)「あ、電話だ。神楽ちゃん、ちょっと出てくれる?」


神)「はいヨ〜」


神楽ちゃんは軽い返事をしながら電話に出る。


神)「ハイ、もしもし。万事屋アル」


《もしもし‼︎拙者、拙者‼︎グスッ》


神)「?誰アルか?」


《拙者だって‼︎今ちょっと大変な事になってて。グスッ》


神)「銀ちゃん⁉︎」


《そうだよ、銀ちゃんだよ。銀ちゃん。グスッ。さっき事故で妊婦はねちゃって大変なとに》


神)「とどめさして逃げてこいヨ」


《おいィィィィ‼︎何言ってんの、ダメだよそんな事言っちゃ‼︎とにかく金がいりようなんだ‼︎早くしないと拙者捕まっちまうよ‼︎》


神)「まじでか」


《早く指定する口座に金を振り込んでくれ‼︎》


神)「わかったアル‼︎」


がちゃん‼︎


神)「ちょっと行ってくるネ!!」


神楽ちゃんは電話を切ると万事屋を出て行ったしまった。


悠)「どうしたんだろ神楽ちゃん。あんなドタバタして・・・」


銀)「あれ?今誰か出て行った?」


銀さんがトイレから出てきた。


悠)「今神楽ちゃん電話をでた後出かけて行っちゃいました」


銀)「なんだそりゃ」


新)「実家からじゃないですか。帰って来いって電話きたのかも」


銀)「そいつァいいな。うるせーのがいなくなってせいせいするわ」


新)「そんな事より銀さんも悠さんも気をつけてくださいよ」


新八君はついているテレビを指差す。


テレビには『最近被害者続質。拙者、拙者詐欺』と書いてあった。

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