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銀）「拙者拙者詐欺？」


新）「電話で名前を名乗らずに拙者拙者を連呼して近い人を装い今ピンチだから金が要り用なんだと大金を振り込めさせようとする詐欺です」


悠）「そんな物にあたし達が引っ掛かる訳ないよ。新八君」


銀）「そうそう。そんなバカなものに引っ掛かるのはどこかのチャイナ娘・・・」


悠・銀・新）『ん？』


あたし達は思い当たる節がありすぐさま家を出た。









あたし達は家を出ると大江戸信用銀行に行く。


すると大江戸信用銀行には大勢の人が野次馬の様にいた。


周りからは「銀行強盗ですって」や、「あら、怖い」など声が聞こえてくる。


銀）「遅かったか・・・」


新）「え？まさか神楽ちゃん？神楽ちゃんが？」


悠）「マジですか？」


銀）「そうだよ。拙者拙者詐欺に騙されて金を振り込もうとしたが当然金なんて無い。・・・・・・そしてこんな強硬に・・・」


新）「そんな・・・」


悠）「どうしよう・・・あたし達はどうすれば・・・」


あたしと新八君が悩んでると銀さんが銀行に足を踏みだした。


悠）「銀さん？」


「おい、なにやってるんだ君！！」


銀）「あいつたァやり合っても勝てる気しねーが、俺が止めずに誰が止める。奴の家族がここにいてもこうすんだろう」


悠・新）『ぎ、銀さん・・・』


そうだよね！！


あたし達は血は繋がって無いとしても万事屋と言う家族だもんね。


だからあたし達が神楽ちゃんを止めなきゃ！！


悠）「あたしも行きます！！」


新）「僕も！！」


あたしと新八君は銀さん隣に立つ。


するとウイーンと自動ドアが開き、銀行の中では変な怪物に襲われている神楽ちゃんがいた。


悠・銀・新）『間違えました』


ウイーン。

自動ドアが閉まる。


「ギャァァァァ！！」


「化け物だ！！化け物がいたァァァ！！」


銀行の前に居た人々は逃げ回る。