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銀魂

第3章 ペットは飼い主が責任を持って最後まで面倒をみましょう

長)「いや、わかるよ‼︎わかるけどやって‼︎頼むからやって‼︎」


銀)「うるせーなグラサン。叩き割るぞうすらハゲ」


長)「あぁハゲでいい‼︎ハゲでいいからやってくれ‼︎」


悠)「つか、聞きたかったんですがそんな問題貴方達だけで解決できるんじゃないですか?」


長)「いや、これがダメなんだ‼︎だってペットっつても…」


長谷川さんが言いかけた時馬鹿でかい地響きが聞こえた。


悠)「な、なに⁉︎」


私は地響きがする方を向く。


そこにはタコみたいな巨大生物がいた。


皇)「おぉ‼︎ペスじゃ‼︎」


新)「ペスぅぅぅぅ⁉︎ウソぉぉぉ‼︎」


長)「だから言ったじゃん‼︎だって言ったじゃん‼︎」


悠)「デカすぎじゃない⁉︎…あ‼︎もしかしてテレビで暴れてた謎の生物ってこれ⁉︎」


皇)「ペスはの〜秘境の星で発見した未確認生物でな余になついてしまったゆえ船で牽引して連れて帰ったのじゃふァ‼︎」


ペスの足が皇子の顔に直撃した。


悠)「自慢げに話してたけど全く懐いてないじゃん‼︎ペットショップにいるお転婆なワンちゃんでももう少し懐くよ‼︎」


新)「本当だよ‼︎…て、ヤバい‼︎また市街地に出る‼︎」


悠)「早く止めなきゃ‼︎」


私は走りペスの前に先回りをする。
するとそこには先客がいた。


悠)「銀さん‼︎」


銀さんは木刀を手に取り構える。


銀)「悠、後で醤油買ってこい。今日の晩御飯はタコの刺身だ。いや、タコ焼きのがいいか…いただきまーす‼︎」


銀さんはペスに向かって走り出す。


だが…


長)「させるかァァ‼︎」


銀)「ぶふっ‼︎」


長谷川さんが銀さんに足を引っ掛け転ばせたのだ。


銀さんはその反動で頭から地面に突っ込んだ。


悠)「銀さん‼︎」


銀)「いだだだだだだだ‼︎何しやがんだ‼︎悠、脳みそ出てない?コレ」


悠)「大丈夫です。脳みそは出てないですよ」


私は銀さんにそう答え長谷川さんを睨みつけた。

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