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銀魂

第24章 娘の彼氏は取り敢えず殴っとけ

マジでかァァァ‼︎
かっこよく木刀抜いて攻めに行ったのにあっさり捕まっちゃったよ‼︎


どうしよう‼︎


ズルル。


あたしが一人で慌てていると着流しの裾から触手入り込み太ももを掴んできた。


あたしはそれに驚き変な声を出す。


悠)「ふぇぇ⁉︎」


銀)「オイ‼︎悠に何してんの⁉︎俺でもまだ悠の太もも触った時ねーんだぞ⁉︎ずりーぞお前‼︎」


新)「そんな事言ってる場合か‼︎」


神)「悠ゥゥゥ‼︎大丈夫アルか⁉︎今私が助けに行くネ‼︎ほら‼︎離すアル。このグチョグチョ野郎‼︎」


あたし達が化け物に掴まりながらギャーギャー騒いでいるとウイーンと銀行の自動ドアが開き全身を布で覆った大柄の人が入ってきた。


?)「おっ。いたいた」


その人はそう呟くと腰から傘を抜き化け物に突進していく。


そして一瞬にして化け物を倒した。


あたし達はその姿に唖然とする。


?)「探したぞ。神楽」


化け物を倒した人が神楽ちゃんの名前を呼んだ。


神)「……………パピー?」


神楽ちゃんも化け物を倒した人を呼ぶ。

神楽ちゃんこの人知ってる人かな?
あ、もしかしてこの人も夜兎なのかな。


ん?でも待てよ。
神楽ちゃん今この人の事パ、パ


悠・銀・新)『パ、パピィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ⁉︎』


って言ったよね?

嘘じゃないよね⁉︎


神)「パピー何でこんなところにいるアルか⁉︎」


嘘じゃなかった‼︎
普通にパピーって今呼んだ‼︎


って事はこの人神楽ちゃんのお父さん?


あたし達3人は驚きのあまり開いた口が塞がらない。


その間にも神楽ちゃんと神楽ちゃんのお父さんは何やら言い合いを始める。


神)「なんでパピーここにいるアルか?」


パ)「仕事だ仕事。そのついでにお前に逢いに来た。だから俺と一緒に行こう‼︎」


神)「意味がわからないネ‼︎なんで逢いに来て一緒に行こうってなるアルか‼︎」


神楽ちゃんはお父さんに腕を引かれながら嫌そうに歩く。

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